不動産の権利証の基礎知識と紛失時の対処法を徹底解説

query_builder 2026/03/06
著者:株式会社光徳
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不動産の「権利証」――それは人生で一度きりの大きな買い物や、大切な資産の相続、売却、名義変更など、さまざまな場面で必要となる非常に重要な書類です。多くの不動産所有者が、権利証や登記識別情報通知の管理に不安を感じているという調査結果も報告されています。

 

「そもそも権利証はどのような役割を持つのか?」「紛失したら売買や相続はできなくなるのか?」といった疑問や、「手続きで予想外の費用が発生したらどうしよう…」という漠然とした不安を抱えている方も少なくありません。権利証の扱いを軽視すると、将来の売却や相続の際に多額の時間や費用を無駄にしてしまうリスクも見過ごせません。

 

この記事では、「権利証」と「登記識別情報通知」の違いや制度の変遷、保管や再発行の注意点、今後予定されている制度変更までわかりやすく解説します。

 

最後までご覧いただくことで、「自分の状況では何を準備し、どのようなリスクを避ければ良いのか」が明確になり、安心して不動産の手続きを進めるためのポイントを押さえられるでしょう。

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不動産の権利証とは何か?基礎知識・正式名称・廃止背景を完全解説

不動産の権利証の定義と正式名称・登記済権利証との違い

不動産権利証とは、不動産の所有者であることを示す極めて重要な書類で、不動産取引や相続、贈与、抵当権設定などの際に本人確認の役割を果たします。従来は「登記済権利証(登記済証)」と呼ばれる紙の書類が交付され、登記名義人であることを証明する根拠として長年利用されてきました。登記済権利証には、不動産の所在地や地番、登記原因、受付年月日などが記載されており、司法書士や法務局での手続きに欠かせない存在でした。しかし、登記制度の電子化に伴う法改正により、現在は原則として「登記識別情報」が交付されています。登記識別情報は12桁の英数字で構成され、通知書として交付されるのが特徴です。紙の権利証とは形式が異なるものの、所有権を証明する効力は同等であり、厳重な管理が求められます。万が一紛失すると再発行はできず、別途本人確認手続きが必要になるため注意が必要です。不動産の権利関係を安全に管理するためにも、登記済権利証や登記識別情報の役割と違いを正しく理解しておくことが大切です。

 

登記済権利証(権利証)の法的位置づけと効力

 

登記済権利証は、登記の手続きが完了した際に法務局から交付される書類です。所有権移転や抵当権設定・抹消など、多くの登記手続きの際に必要となります。この書類を所持していることで、正式な所有者であることが証明できます。効力は非常に強く、売買や贈与の際には不可欠な書類でした。もし紛失した場合でも所有権自体が消滅することはなく、別途手続きを経ることで取引が可能です。

 

権利証が証明する所有権と登記簿謄本との違い

 

権利証は、特定の不動産に対して所有権を持っていることを直接証明します。一方で、登記簿謄本は登記内容の写しであり、誰が現在の所有者であるかを確認できる公的な記録です。権利証は本人確認のための書類ですが、登記簿謄本は所有権を証明するものではありません。両者の用途や信頼性は異なるため、混同しないように注意しましょう。

 

権利証が廃止された理由と登記識別情報への移行

不動産登記法の改正により、登記済権利証は廃止され、新たに登記識別情報が導入されました。その理由のひとつは、権利証の偽造や盗難リスクを軽減するためです。登記識別情報は12桁の英数字で構成されており、第三者による不正利用を防ぐ仕組みが強化されています。これにより、セキュリティや利便性が大きく向上しました。今後は新たな登記には登記識別情報が発行され、従来の権利証も引き続き有効とされています。

 

登記識別情報通知とは?権利証との違いと発行時期

 

登記識別情報通知とは、権利証の代わりに交付される本人確認用の通知書です。発行時期は法改正以降であり、所有権移転や抵当権設定などの登記が完了した際に法務局から交付されます。従来の登記済権利証と異なり、物件の詳細情報は記載されておらず、12桁の英数字が記載されていることが特徴です。この通知書を所有することで、本人のみが登記手続きを行える仕組みとなっています。

 

なぜ権利証から登記識別情報へ制度が変わったのか

 

制度変更の背景には、権利証の偽造や不正取得によるトラブルの増加がありました。登記識別情報は紙の書類から番号ベースへと変更されたことで、番号自体が漏れない限り高い安全性が保たれます。さらに、本人確認が厳格化されたことで、売買や相続の際のトラブルも減少し、所有者の権利がより確実に守られるようになりました。

 

権利証と登記識別情報・登記簿謄本の比較表的理解

不動産取引や各種手続きで必要となる主な書類の違いについて、下記の表に整理しました。

 

書類名称 役割 発行時期 必要な場面 信頼性
登記済権利証 所有権証明 法改正以前 売買・贈与・担保設定 非常に高い
登記識別情報通知 所有権証明 法改正以降 売買・名義変更など 非常に高い
登記簿謄本 登記内容の確認 随時発行可能 所有者・権利確認 公式記録


これらの書類は、用途や発行時期、記載されている情報が異なります。取引や手続きの際には、どの書類が必要かを事前に確認しておくことが大切です。

不動産権利証の紛失時の対処法・売買・相続への影響

不動産 権利証がない場合に売買・相続はできるのか

不動産の権利証(登記済権利証・登記識別情報)を紛失した場合でも、不動産の売買や相続といった手続きは可能です。権利証は登記申請の際に本人確認の手段として用いられる重要な書類ですが、紛失したからといって所有権そのものが失われるわけではありません。売買を行う場合、通常は司法書士などの専門家に相談し、「本人確認情報制度」を利用して登記手続きを進める方法が一般的です。この制度では、司法書士が所有者本人と直接面談し、身分証明書や取引内容を確認したうえで、本人であることを証明する書類を作成します。相続の場合も同様に、登記識別情報がなくても手続きは可能で、被相続人の戸籍謄本や相続人全員の戸籍・住民票、遺産分割協議書などを提出することで名義変更を行えます。ただし、権利証がない場合は通常より手続きに時間や費用がかかることがあります。そのため、状況に応じた最適な方法を選ぶためにも、早めに専門家へ相談し、適切な手順で進めることが大切です。

 

権利証 紛失時の売却手続きの進め方

 

権利証を紛失した場合の売却は、通常の売買よりも手続きが増えます。必要となるのは、専門家による本人確認情報の作成です。売主本人であることを証明するため、運転免許証や住民票、印鑑証明書など追加書類の提出が求められます。専門家が本人確認書類をもとに手続きをサポートし、法務局へ申請します。売却自体は可能ですが、スムーズな取引のため早めの準備が重要です。

 

相続時に権利証がない場合の名義変更手続き

 

相続で不動産の名義を変更する際、権利証がなくても戸籍謄本や遺言書、住民票などで相続人であることを証明できます。権利証の提出は原則不要ですが、登記識別情報がある場合は添付します。権利証が見つからない場合でも、相続登記自体は問題なく進められます。相続手続きで不安な場合は、専門家に相談することで確実な名義変更が可能です。

 

権利証 紛失時の本人確認情報制度と司法書士対応

権利証がない場合は「本人確認情報制度」を活用します。これは専門家が本人であることを確認し、法務局へ申請する仕組みです。権利証の代わりに売買や相続などの登記手続きを円滑に進めることができます。専門家が作成した本人確認情報を添付することで、権利証の提出が不要となります。

 

本人確認情報制度とは?費用・手続き・必要書類

 

本人確認情報制度は、権利証紛失時に専門家が売主や相続人の本人確認を行い、証明書を作成して登記申請に利用する仕組みです。

 

内容 詳細
必要書類 運転免許証、住民票、印鑑証明書など
費用 約5万~10万円(専門家報酬含む)
手続き期間 通常1~2週間
申請先 専門家経由で法務局

 

この制度を利用することで、権利証がなくても安全かつ確実に登記が行えます。

 

権利証 紛失 司法書士費用の相場と対応時間

 

権利証を紛失した際に専門家へ依頼する場合の費用は、本人確認情報の作成料を含めて5万円から10万円程度が一般的な相場です。物件や状況によって変動しますが、売買や相続に関する重要な手続きのため、信頼できる専門家に依頼しましょう。対応時間は書類が揃っていれば1~2週間程度が目安です。早めの相談で余裕を持った取引が可能となります。

 

権利証を紛失した場合の再発行は可能か

権利証(登記済証・登記識別情報)は原則として再発行できません。紛失した場合でも登記簿謄本などで所有権自体は確認できますが、権利証そのものの再取得はできないため、慎重な保管が必要です。再発行はできませんが、登記手続きは本人確認情報制度を利用して進めるのが一般的です。

 

土地の権利書 再発行費用・申請先・期間

 

土地や建物の権利証は、万が一紛失してしまっても再発行手続きは用意されていません。ただし、新たに名義変更や売却などの登記申請を行う際には、司法書士が作成する本人確認情報などを利用することで手続きを進めることが可能です。申請先は管轄の法務局となり、通常は司法書士に依頼して進めるケースが多くなっています。費用の目安は5~10万円程度、手続き期間は1~2週間ほどが一般的です。

 

権利証の代替書類・対応方法

 

権利証の代わりとして活用されるのが、司法書士が作成する本人確認情報です。この他にも、登記簿謄本や印鑑証明書、住民票、戸籍謄本など複数の公的書類を組み合わせて本人確認を行うことができます。万が一権利証が見つからない場合は、速やかに司法書士や法務局へ相談し、正規の手続きを踏むことが安心・安全な方法です。

登記識別情報通知とは?権利証との違い・取得・管理方法

登記識別情報通知は、不動産の所有権を証明するために法務局から発行される12桁の英数字による通知書です。従来の権利証(登記済権利証)の仕組みが変更されたことで、現在はこの登記識別情報通知が不動産登記の本人確認や名義変更、売買の際に必要書類となっています。不動産の売却や相続、贈与、抵当権抹消などの重要な手続き時には必ずこの通知が必要となるため、厳重な保管が求められます。登記識別情報通知と旧来の権利証の主な違いは、紙の証書かデジタル情報か、個人情報の記載有無などが挙げられます。以下の比較表で主なポイントを整理します。

 

項目 登記済権利証 登記識別情報通知
発行時期 以前 現在
形式 紙の証書 12桁英数字の通知書
記載内容 不動産情報・所有者氏名 登記識別情報のみ
再発行 不可 不可
保管方法 金庫・貸金庫 厳重管理・未開封推奨

 

登記識別情報通知の発行タイミングと取得方法

登記識別情報通知は、不動産の登記名義人が新たに所有権を取得したとき、または名義変更や相続・贈与などの登記申請手続き後に法務局から発行されます。申請が受理されると、法務局窓口で直接受け取るか、郵送で受領することができます。司法書士に登記を依頼した場合には、手続き完了後に司法書士から通知書を受け取るのが一般的です。

 

登記識別情報 もらっていない場合の対応

 

登記識別情報通知が手元に届いていない場合は、まず法務局または登記を依頼した司法書士へ確認を行いましょう。通知の再発行はできませんが、紛失や未受領の場合には「本人確認情報」を作成する手続きで対応できます。売却や名義変更などの際には、司法書士に本人確認情報の作成を依頼することが推奨されます。

 

登記識別情報通知はどこで受け取れるか

 

登記識別情報通知は、登記完了後に法務局の窓口で直接受け取るか、郵送で自宅または指定した住所に送られます。司法書士を通じて登記手続きをした場合は、手続き終了後に司法書士から手渡しまたは郵送で受領します。引越しや住所変更を予定している場合は、郵送先の住所を事前に確認しておくと安心です。

 

登記識別情報通知を開封してしまった場合の対応

登記識別情報通知は未開封での保管が推奨されていますが、誤って開封してしまった場合でも通知の効力自体は失われません。ただし、通知に記載されている番号が他人に知られると悪用のリスクがあるため、番号が外部に漏れないよう厳重に保管し、第三者に伝わらないよう十分注意してください。開封済みでも売買や登記の際には問題なく使用することができます。

 

登記識別情報の効力と開封後の再取得手続き

 

登記識別情報は開封後も有効ですが、その番号自体が流出すると不正利用の恐れがあるため、保管には十分な注意が必要です。万が一番号が漏洩したり紛失した場合は、再発行はできませんので、その際は司法書士に依頼して本人確認情報を作成する必要があります。手続きには公的身分証明書や印鑑証明書なども必要となります。

 

登記識別情報を司法書士に預ける際のポイント

登記識別情報通知を司法書士に預ける場合は、信頼できる事務所を選ぶことが大切です。手続きを委任する際には、やり取りや返却方法、管理体制について事前にしっかり確認しておくと安心です。司法書士は厳重に管理しますが、手続き完了後は必ず返却を受け取り、自宅でも厳重に保管することで紛失や不正利用を防ぐことができます。

 

登記識別情報の預託方法と管理体制

 

司法書士に登記識別情報通知を預ける際に押さえておきたいポイントは次の通りです。

 

  • 受け渡し時に預り証を発行してもらう
  • 管理状況や返却時期を事前に確認する
  • 手続き完了後は速やかに返却を受ける
  • 返却後は金庫や安全な場所で厳重に保管する

 

これらの手順を守ることで、登記識別情報通知の紛失や不正利用リスクを最小限に抑えることができます。

住所・氏名変更登記義務化と権利証・登記情報

住所・氏名変更登記の義務化と権利証の関連性

今後、不動産の所有者が住所や氏名を変更した場合、変更登記の申請が法律で義務化されます。この制度により、不動産の権利証(登記済権利証・登記識別情報)に記載された氏名や住所と、実際の現住所・氏名が一致していることが前提となります。不動産売却や名義変更、相続時にも、正確な情報が登記上に反映されていないと手続きがスムーズに進まないため、権利証の情報更新がより重要となります。

 

変更登記が義務化される背景と所有者不明土地問題

 

所有者不明土地の増加が社会的な課題となっています。所有者の住所や氏名が登記簿と現状で一致しないために、不動産の取引や各種手続きが滞る事例が増えています。これを解消するため、変更登記の義務化が進められています。これによって将来の売買や相続の場面でトラブルを未然に防ぐことができます。

 

登記簿上の住所と現住所の不一致による問題

 

登記簿上の住所や氏名と現住所が異なる場合、売買や抵当権設定、登記識別情報の受け取りなどで本人確認が難しくなります。例えば権利証が手元にあっても、登記簿の情報が古いと取引がストップすることがあります。不動産の権利証をスムーズに利用するためにも、登記情報を最新に保つことが必要です。

 

スマート変更登記(職権登記)制度とは

スマート変更登記(職権登記)とは、行政機関が保有する住民基本台帳や戸籍情報をもとに、法務局が自動で登記簿を修正する仕組みです。従来のように所有者が自ら申請する手間を減らし、権利証の記載内容と登記内容が一致する状態を実現します。これにより、売買や相続の際の手続きがより簡素化されます。

 

スマート変更登記で権利証・変更登記が不要になる仕組み

 

スマート変更登記の導入によって、住所や氏名変更後でも法務局が自動で登記内容を修正します。所有者が別途変更登記の申請をしなくても、権利証や登記識別情報の内容が常に最新となり、売却や担保設定の場面で余計な手続きが不要になります。これにより、権利証の有効性と利便性が大きく向上します。

 

事前申出の方法と法務局による自動登記の流れ

 

事前申出制度を利用する場合、所有者は法務局へ住所・氏名変更を届け出ておきます。その後、法務局は行政データを活用して自動的に登記内容を最新情報へ更新します。

 

ステップ 内容
1 所有者が法務局へ事前申出
2 行政機関から情報連携
3 法務局が登記簿を自動修正
4 所有者へ通知・最新情報付与

 

この流れによって、権利証や登記識別情報も自動的に正しい内容と紐付き、将来の売買や相続でのトラブルを防ぐことができます。

 

過去の住所・氏名変更も義務化の対象?期限と猶予期間

今後、住所や氏名の変更があった場合だけでなく、過去に変更があったケースも義務化の対象となります。これまで登記していなかった変更も、定められた期限内で対応が必要です。早めに変更登記を済ませることで、権利証や登記識別情報との不一致リスクを防ぐことができます。

 

過去の変更に対する対応期限

 

過去の住所や氏名変更についても、義務化以降は一定の猶予期間が設けられます。この期間内に変更登記を行えば、罰則の対象にはなりません。期限を過ぎると過料が科される可能性があるため、早めの手続きを心がけましょう。

 

過料(罰金)の対象となるケースと回避方法

 

登記義務違反があった場合、過料が科されることがあります。特に不動産取引や相続時のトラブルを防ぐため、以下の対策を徹底しましょう。

 

  • 住所・氏名変更があった場合は速やかに登記申請
  • スマート変更登記や事前申出制度を積極的に活用
  • 司法書士や法務局へ早めに相談

 

このように、変更登記の義務化は不動産権利証と密接に関係しており、適切な管理と手続きが今後ますます重要になります。

不動産 権利証・登記情報に関する実務的なQ&A

権利証と登記識別情報の違いは何か?どちらが必要か

不動産の権利証には「登記済権利証」と「登記識別情報」の2種類があります。登記済権利証は従来発行されていた紙の証書で、所有権移転などの登記手続き時の本人確認書類です。現在はセキュリティ強化のため、12桁の英数字で構成された登記識別情報通知書が交付されています。現在は登記識別情報が主流ですが、どちらも登記手続き時に必要となります。

 

名称 発行時期 形式 主な用途
登記済権利証 以前 紙の証書 所有権移転など
登記識別情報 現在 通知書・番号 所有権移転など

 

権利証を紛失したら売却・相続はできないのか

権利証を紛失しても、売却や相続の手続きは可能です。手続きの際には司法書士による本人確認情報の提供など追加手続きが必要となります。売却時は司法書士に依頼し、本人確認書類や住民票、印鑑証明などを用意します。権利証がないことで所有権自体が失われることはありませんが、通常よりも手続きが複雑になるため早めの相談が安心です。

 

登記識別情報を開封してしまった場合はどうするのか

登記識別情報通知書は未開封が原則ですが、もし開封してしまっても大きな問題にはなりません。番号が見えた状態でも、第三者に知られないよう厳重に保管することが重要です。利用時には番号が必要となるため、念のためメモや写真を残しておくと安心です。万が一紛失や漏洩があった場合には、司法書士に相談して適切な対応方法を確認しましょう。

 

権利証がない不動産を売却する場合の費用について

権利証を紛失した状態で不動産を売却する場合には、司法書士による本人確認情報の作成が必要となります。そのため、通常の登記費用に加えて、別途5万円から10万円程度の追加費用が発生することが一般的です。費用は物件の状況や司法書士事務所によって異なる場合があるため、事前に見積もりを依頼し、相談することが大切です。

 

土地の権利証はどこで発行・再発行できるのか

土地の権利証(登記済権利証や登記識別情報)は、法務局で登記手続きが完了した際に一度だけ発行されます。紛失した場合には再発行ができません。ただし、売却や名義変更などの際には、司法書士による本人確認情報の作成で対応が可能です。今後の取引や手続きのためにも、権利証は失くさないよう厳重に保管しましょう。

 

相続で権利証がない場合の相続登記について

相続登記の際には、権利証は原則として不要です。被相続人の戸籍謄本や遺言書、遺産分割協議書などが必要となり、権利証がなくても相続登記を行うことができます。ただし、後の売却や名義変更などの場面で権利証が必要になることがあるため、相続時には他の必要書類をきちんと揃えておくことが重要です。

 

不動産の権利証は現在も発行されているのか

現在新たに発行されるのは登記識別情報通知書です。従来の登記済権利証は、法改正以降、新規には発行されていません。古い不動産については登記済権利証が有効で、そのまま利用できます。新たな取得や名義変更の際には、登記識別情報が交付される仕組みとなっています。

 

権利証と登記簿謄本の両方が必要となる場面

不動産の売却や名義変更の際には、権利証(登記済権利証もしくは登記識別情報)と登記簿謄本の両方が必要となる場合があります。登記簿謄本は法務局で誰でも取得可能ですが、権利証は本人確認や所有権移転の証明として提出します。両者は役割が異なるため、手続きの際には必要書類を事前に確認して準備することが大切です。

権利証・登記制度の動向と今後の変更点

不動産登記制度の電子化とデジタル化

不動産登記制度では近年、電子化が急速に進展しています。これまで紙で発行されてきた不動産権利証も、登記識別情報としてデジタル化が進行しています。特に法務局への登記申請や情報提供の多くがオンライン化されており、利便性やセキュリティの面でも大きな変化が見られます。

 

権利証の電子化による今後の変化

 

権利証の電子化により、従来の紙の登記済権利証は発行されず、12桁の登記識別情報が主流となっています。今後はオンラインによる本人確認や提出が標準化されるため、紙の書類を失くすといったリスクが減り、手続きの効率化も期待されています。

 

旧方式 新方式
紙の権利証 登記識別情報(電子通知)
紛失リスク セキュリティ強化
手渡し中心 オンライン手続き対応

 

登記手続きのオンライン化と権利証の役割の変化

 

登記手続きのオンライン化が進むことで、登記識別情報はパスワードのような役割を持つようになります。今後はスマートフォンやパソコンからの申請が一般的になり、権利証の提出も電子データで行われるようになります。これにより、本人確認や所有権移転の手続きがよりスムーズに進められるようになります。

 

相続登記の義務化と権利証の関係

相続登記の義務化により、すべての相続人が一定期間内に登記を行う必要があります。これに伴い、権利証の重要性や必要となる場面にも変化が生じています。

 

相続登記義務化による権利証の必要性の変化

 

相続登記の義務化により、相続人は所有権移転登記を必ず行うことが求められます。相続時には権利証がなくても戸籍や遺言書などによって手続きが可能ですが、売却や名義変更の際には登記識別情報や権利証が必要となる場面があります。

 

  • 相続登記:権利証がなくても戸籍等で手続き可能
  • 売却・贈与:登記識別情報または権利証が必要
  • 登記後:新たな登記識別情報が発行される

 

義務化前からの相続分も対象となる期限と対応

 

義務化は過去の未登記相続にも適用され、期限内に登記を行わないと過料が科される場合があります。古い権利証が手元にない場合でも、必要書類を用意して早めに対応することが大切です。

 

  • 義務化前の相続も対象となる
  • 期限内に申請しない場合は罰則がある
  • 権利証がない場合は司法書士など専門家に相談

 

不動産登記法改正による権利証や登記情報の今後

不動産登記法の改正により、今後も権利証や登記情報の扱いが変化し続けることが予想されます。制度の動向をしっかりと把握しておくことが、リスク回避や手続きを円滑に進めるために役立ちます。

 

検索用情報の申出義務化と権利証

 

登記申請時には、検索用情報の申出が義務化されることになっています。これにより申請内容の正確性が高まり、権利証や登記識別情報の確認もよりスムーズになります。オンライン申請時にもこれらの情報が必須となるため、しっかりと事前準備をしておくことが重要です。

 

所有者不明土地の防止に向けた制度改正の概要

 

所有者不明土地問題の解決を目指して、所有者情報の最新化や管理の義務化が進められています。これにより権利証や登記識別情報の管理も厳格化され、今後は不動産取引や相続手続きの透明性が高まる見通しです。今後は権利証の保管だけでなく、情報の定期的な確認や更新を行うことも求められる時代となっています。

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